皆さんは兄弟は何人いますか?戦前、戦後直後の第一次ベビーブーム(昭和21~24年)の頃は8人前後は珍しいものではありませんでした。
高齢化社会が抱える問題
現在、日本は極端な少子高齢化となり、昨年の出征数はは91万人と第二次ベビーブーム(昭和46~48年)の250万人前後に比べると見る影もなく、人口が1億人を割るのは時間の問題なり、人口の6割が高齢者という社会も目前となっています。皇室でも若い後継者は悠仁親王だけになり皇統の危機に陥っています。
その一方でインドやバングラデシュなど人口を急増させている国もあります。インドは近々中国を抜き、世界一の人口になります。年金問題もありますし、日本も財源を考えていかないといけませんね。
さて、それでは1人で最高何人産めるものなんでしょうか?日本でも昔は14歳で結婚して出産してきた歴史がありますが、昨年女性の出産年齢が18歳引き上げられてしまいました。
妊娠しやすいのは何歳?
子供が一番できやすいのは初潮直後と言われています。中学生同士が性行為をすれば高確率で生めますが、法律上難しく、日本の人口減少は歯止めが利かないでしょう。「3人産んだら家をプレゼント」くらいの政策を取らなければいけない危機に陥ってると思います。
さて、そんな中、1人で信じられないような数の子供を産み、ビッグダディと言われるような家族もいます。16歳で結婚して運よく45歳まで産んだとしても30人前後ですが、世界記録はこの程度ではありません。
出産数世界一は?
その数なんと69人です!その女性は帝政ロシア時代の18世紀に76歳まで生きたバレンティナ・ワシリエバ。ヒョードル・ワシリエフの1人目の妻です。1707~1782年のことです。双子を若くして亡くしていますので67人が成人しました。この時代としては驚異の生存率です。ちなみに平均寿命の低い国は小児死亡率の高さと戦争、衛生、医療設備の問題で低くなっています。
話を戻すとヒョードルは2人目の妻とも双子が6組12人、三つ子が2組6人の合計18人作っているので合計87人!15人が成長したので82人の子供の父親となったわけです。
バレンティナは40年間に27回出産し、双子が16組32人、三つ子が7組21人、四つ子が4組16人だから多いんです。27回出産というのも凄いですが、四つ子が4回なんて、おそ松さんもびっくりですね。双子、三つ子、四つ子となる度に妊娠期間を短くなると言われていますが、それにしても1年半に1回は産んでることになります。
しかしなぜこれだけ多重出産が多いかというと、卵子を多く排出していたからと言われ、これは5~10%程度の確率でしかありません。また妻が2人とも多数出産したことから夫ヒョードルにも原因があると言われています。もちろんこれだけの子供を養うのだから国からの支援もありました。
日本の少子高齢化社会は簡単には解決しません。年金は現状のシステムでは破綻しますし、早急に考えないといけない所まできています。